総走行距離も1000kmを超えまして、
小豆島一周ツーリングと鷲羽山へのミニツーリングをしました。
なので、ここらへんで僭越ながら、インプレッションでもやってみようかなと思います。
■CBR250Rとは
元は1987年に発表されたモデルなのですが、
それが2011年に復活したものが現行車種となります。
主なスペック
全長(mm) | 2,035 |
---|---|
全幅(mm) | 720 |
全高(mm) | 1,125 |
軸距(mm) | 1,370 |
最低地上高(mm) | 145 |
シート高(mm) | 780 |
車両重量(kg) | 161〔165(ABR仕様車)〕 |
乗車定員(人) | 2 |
燃料消費率(km/L) | 49.2(60km/h定地走行テスト値) |
最小回転半径(m) | 2.5 |
エンジン型式 | MC41E |
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量(cm3) | 249 |
内径×行程(mm) | 76.0×55.0 |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 20[27]/8,500 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 23[2.3]/7,000 |
始動方式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量(L) | 13 |
元のスペックからすると明らかにグレードダウンしているのですが、
それは今の環境対応や騒音規制の影響で仕方がないですね。
■走行性能
エンジン型式は水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒で、最高出力が27ps/8500rpmで最大トルクが2.3kgf・m/7000rpm。
ライバル車種のNinja250rと比べると、馬力に劣りトルクで勝る。
Ninjaが高回転よりとすれば、CBRは中回転よりといったところでしょうか。
CBRは単気筒なのですが、吹け上がりはいい。
そして単気筒ならではの低回転での粘りがある。
なので渋滞に引っかかっても苦ではない。
排気音は単発独特のパルス音があるが、
エンジン音はモーターみたいでスポーツらしい音といえる。
高回転まで一気に回せば、レーシーなエンジン音とともに単発らしい力強い排気音が聞こえてくる。
この音は好みの分かれるところでしょうが、私は非常に好きな音だ。
レーシーと言っても、SSのような甲高い音ではないけれども、
十分スポーツと思わせてくれる。
サスペンションは、若干固めか。
スポーツに乗ったことがないので他のバイクとは比べ用がないのですが、
以前乗っていたアメリカンと比べると、若干路面の凹凸を感じる。
軽四と同じくらいのサスの硬さと言えばいいだろうか。
運転姿勢はスポーツにしては高め。
だが街乗りにも使うならばこのくらいが丁度いいだろうと思う。
110km以上を出すならば体を屈めないと頭部にもろに風が当たる上に、
空気抵抗の影響でか速度が出ない。
後ろ深めに座れば比較的楽に姿勢を下げることができるでしょう。
カーブの安定性は高い。
シッカリとした路面ならば何の遠慮もなく倒しこんで曲がることができる。
ただ、少し凹凸があると前輪が細いので少し不安に感じることもある。
もうすこし太ければなぁと思う。旋回性能を重視しているのでしょうが……。
■値段
この性能で値段がメーカー希望小売価格で税込449,400円。結構お得なんじゃないでしょうか。
ライバルはKAWASAKIのNinja250rですが、こちらが税込538,000円。
他に悩みどころとしたら、HONDA VTRでしょうか。
VTRは税込567000円。
二気筒で30馬力ありますし、高速走行を考えなければこちらも有りでしょうか。
性能面ではどれも一長一短。
高速走行を考えるのならばNinjaも選択肢の一つ。
街乗り通勤を考えるならばCBRも選択肢に入るのではないでしょうか。
高速を考えないならばVTRも。
値段で言えば。CBRが一番お安い。お手軽な価格となっています。
販売店ではもう少し割引もしてくれるでしょうから、実際には40~42万円ほどでしょう。
■カスタム
カスタムパーツは結構出ていますので、自分好みのバイクに仕上げることは十分可能です。性能面を引き出すならば、マフラー交換は元より、
エンジンオイルも全合成油の、欲を言えばレースにも使用出来るものを使いましょう。
タイヤも交換して、吸気系の部品もレースモデルにすれば最良です。
タイヤはラジアルタイヤのサイズが少ないのが少し難でしょうか。
バイアスタイヤは比較的あるのですが……
■総括
昔のCBRを知っている人はこんなのCBRじゃないという人が多いですが、今時の若者にはそんなこと知ったこっちゃないわけで、
私の感じた印象としては、昔のものと比べると走行面では明らかに劣った性能ですが、
今の時代のバイクとしてみると、完成度の高いバイクだと思います。
昔の、走りこそが全てみたいなバイクではなく、
街乗りにも通勤にも使えてスポーツにもつかえる
オールマイティーなバイクに仕上がっていると思います。
レースモデルでもありますから、エンジンの耐久性も信頼出来るでしょう。
メンテナンスをきちんとしていれば長く乗れると思います。
このインプレを見ている人の中にはどれを買おうか迷っているお方も居るでしょう。
先にも書きましたが、
走行性能が絶対ならば、Ninja250を買うべきでしょう。
CBR250RはNinjaと比べればパワーは落ちますし、単気筒なので余り高速走行は向きません。
ただ「街乗りにも通勤にも使いたい」というのならばCBRがオススメです。
Ninja250は高回転よりのエンジンなので、街なかを走るのは少々苦しいのではないでしょうか。
特に渋滞なんかになると大変です。
VTRと迷うならば、高速走行を行うか否かでしょう。
高速走行を行わないのならば、VTRも十分に有りです。
高速もビュンビュン走りたいというならば、CBRで決まりです。
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